車の遍歴

自分で買った車,親父殿の車等々ありますが,今まで乗った車を思い出して纏めてみました.並べてみると,どちらかといえばエンジンに特徴がある車を選んでいることが多い様な気がする
2006.8-現在 トヨタ プリウス
11年目の530を3月に入れ替えることを想定して2月に見に行ったもののの,届いたのは8月.製造数が増えているとはいえ何という待ち行列の長さでしょう.プリウスはもちろんハイブリッド,レザーパッケージで色は白.ソリッドでないトヨタの白は秀逸なので,白にしたんだけど,たくさん車が並ぶ駐車場で見つけにくいのが難点でしょうか.とはいえ,冬期は17k/l程度,夏期は19K/L前後は走る経済性は驚きだし,新世代技術の香りがして気に入っている.さて,車自体のパッケージとしては,ハンドフリーの電話を含め電装品他は秀逸として,乗り心地もまあいい方です.ただし,運転してどうかという,いささか疑問です.アンダーステアの強いハンドリングと効きが今ひとつのブレーキは不満.慣れればいいとはいうものの,ファミリーカーってこんなものでしょうか.片道700kmの遠出も無給油でいける効率の良さは,何にも代え難い.2006下半期のガソリンの超高騰もあって,移動手段としての秀逸さで,こいつが常用になっている.といったんだけど,寒くなってきて暖房の効きが今ひとつで耐え難く,シートヒータが気持ちいいアウトバックにアウトバック(意味はないけど語感の通り).  営業担当も悪くない.
2004.3−現在 スバル レガシィ アウトバック
3L水平対向6気筒250psに乗ってみたかったのと,種々の理由での憂鬱を気分転換するためにBMW328E46初期型をこいつに換えてみました.シャンパンゴールドの色,アイボリーのインテリア,エンジンの出来具合は至極気に入っている.新車早々で風工学会の大会,宮田先生の記念会など,荷物運びには役に立っている.どういう訳か,愛犬チロも気に入っている.ちなみにチロはBMWを気に入っていない.BMWと比べてどうかというと,好き嫌いはあると思うけど,エンジン,シャーシともに比べるレベルにあり,私は好きです.雪上を含めて何処にでも行けそうな安心感は捨てがたい
1995−2006.3 BMW530E34
初めて買ったBMWですが,直6ではなくてV8.530のV8は今のところこれだけでしょう.この車はいかにも良い感じの乗り味で,高速をとばすにはもってこいです.同時に山も楽しめるのがすごいとこで,試乗レポートのリファレンスや車作の教科書に数多く使われてきたのは分かる気がする.同時期に乗っていた328よりは明らかに,エンジンの回り具合,ストロ−ク豊かな感じの乗り味とも上品.130km/hを越え雰囲気が変わり,さらに150km/hを突き抜けるあたりから別世界だそうだ(人から聞いた話なので勘ぐらない様にしてくださいね.).ただ,2004年で9年もたって古さは隠しきれなくなってきた様に思う.遂に2006年3月19日売却しました.理由は,ひとえに古くなったから..ここ2年間でバッテリを上げること2回でそろそろ電装系がやばいかなと感じた次第です.プリウスに乗り換えで530の下取りが一万円提示だったので,買い取り屋に21万で売りました.ロシア行きかもしれないって言ってたけど今頃何処にいるんだろう.
1998ー2004 BMW328E46
直6がよくて,かつ小振りなのがよくて買った328.空力はE34より良い感じで風きり音は少なかったけど,530に比べると少し違うなという印象があった.気に入らなかった点はアクセルペダルとブレーキのペタル配置で,これには苦労した.初めてブレーキとアクセルを踏み間違えたのはこの車.とんでもない冷や汗でした.
1993−1998 ホンダアコードSiR
青いアコードでこいつは速かった.2.2Lで190psの本田のVTECエンジンが結構強烈だった様な気がする.遠出の燃費も結構よかった.通算6万キロ乗った元気な時代の良い思い出が多くて懐かしい.
1991−1993 ホンダアコードワゴン
USアコードで赤のワゴンで,発売すぐに一目惚れした車でした.ただ,こいつとの相性は悪くて,後席の乗り心地,FFでかつ重心が後ろのためかよくないトラクションなどなど,短期間で換えました.一目惚れはいけないとの教訓..
1988ー1991 ホンダアコードEXL-i 4WS
2Lで130psのシングルカム4バルブで,ごく普通の車だった.けれど,機械式4WSをかなり楽しんだ.山での身のこなしは普通のセダン+そんなに太くないタイヤとは思えないほどで,おもしろかったな.ただ,バックと縦列駐車で車を寄せるのはすんごく難しかった.
1984−1985 プリマス・ホライズン
赤いHorizon.元々はクライスラー・フランスで1977に作り始められたみたいだけど,全長4m弱5ドアハッチの今の小型車によくあるタイプの2box車です.ただ違うところはOHVながら2.2Lの強烈トルクのエンジンが載っていたところで,こいつも信号グランプリでは速かった.ぼろい車なんだけど,ストロークはたっぷりしていて悪い印象は余りない.オタワで年あたり一万マイルの走行距離を超えた車で楽しかった.

このほかによく乗った車でさかのぼっていくと
サーブ9000
サーブ900に乗っていた続きかな.ヨーロッパのいくつかのメーカと共通のボディを使っていた.サーブにしては普通の車だったけど,トラブルが多くてあきらめた.サーブで特徴的なのがエアコンで,900の時と同じく,こいつは非常に具合がよかった様に思う.
この次がBMW530
サーブ900
オタワにいた間に親父殿がスカイラインをやめて買い換えた車.装甲は厚いくせしてねじれ剛性は弱くて曲がるとねじれているのが分かる変な車だった.トライアンフの2Lターボでかなりドッカン系の強烈ターボだった.不思議に雪道には強かった.でも,当時の西武自動車の対応をも含めて気に入っていた車の一つだと思う
スカイラインジャパンGTESターボ
ターボの走り.イメージ先行のスカイラインで,1980年についに出たターボでした.でも,結局各所にガタが来て,ステアリングも緩くなって,見切りをつけてしまったわけ.
スカイラインジャパンGTX
赤バッチが欲しいだけだった様な気がする.
ケンメリスカイラインGT
GT青バッチで,なんといってもスカイラインでご購入.このスカイラインから日産の直6L20にずいぶん長い間お世話になった.
コロナマークII
最初のマークU.1968年デビューというからずいぶん前だよね.お袋殿にのせられて中学高校へ行ったのを思い出す.運転練習で遠藤の裏山で乗った.ツインキャブの車は教習車より暖まれば乗りやすかった様な気がする.