「第九を歌うぞ」と言い始めたのは、何と合唱経験のない主人でした。親子で一緒に歌うまたとない機会と思い、高校の聖歌隊員の娘(合唱団最年少)と私も、参加することにしました。毎回の練習は、「男の園・栄光」の中を覗ける貴重な体験で、ドイツ語を思いきり発音するのも、学生時代が思い出されて懐かしく、ご縁に感謝しています。主人は同期の瀬戸元さんについて、「やつもウィーンでやっていけるんだから大したものだ」と申しております。
22期山田均の妻 山田 圭子 コンサートプログラムより